自然 雪国文化 伝統食

【山菜体験】春の息吹を感じる 山菜採りアドベンチャー(ランチ付き)

7,000円/1人(税込)

雪国の春といえば「山菜」

新潟県十日町は世界有数の豪雪地帯で、冬になると3~4mもの雪が積もり、約5ヶ月もの間雪に覆われます。そんな雪国の春は、山菜の宝庫!雪解けに合わせて様々な山菜が芽を出します。

雪国の山菜はアクが少なく特に美味しいと言われており、古来から山菜は大切な食料源として食べられてきました。山菜が採れるのは春の時期だけですが、乾燥させたり塩蔵させたりして、雪に覆われる厳しい冬の時期にも食べられるよう貯蔵します。昨今は色々便利になり昔ほど食料に困ることはなくなりましたが、今でもその当時の食習慣の名残が文化として日常に息づいてます。

ローカルガイドとのアドベンチャー

豪雪地の長い冬が終わると、雪国に住む人たちにとっては待ちに待った春。春の恵みをいただきに、若者から腰の曲がったお年寄りまで、時には急斜面をも越えながら野山の道なき道を探検に行きます!春のさわやかな空気はもちろん、時にはスリルも感じられるアドベンチャーには、多くの雪国の人たちが魅了されています。

本体験では、そんな雪国ならではのアドベンチャーを体験していただきます。地域の人のみぞ知る野山を歩きながら、春の植物や地域の人の暮らしについて、ローカルガイドがご紹介します。道中にはこの時期にしか見られない様々な山菜があるので、ローカルガイドのアドバイスを参考に少し摘み取ってみましょう。

下山後には、雪国の人がするように、採れたての春の恵みを味わえます。地域の人と一緒に、春の山菜を採るアドベンチャーに出かけましょう!

通常入れない、特別なエリアに足を踏み入れる

里山は自然と人々の暮らしの中間に位置し、山菜採りに入る里山は全て私有地です。里山は人の手を入れずに放置すると荒れてしまう大変繊細な場所でもあります。古くから雪国の人が自然とどのように折り合いを付け、住み継いできたのか知ることができます。

また、本来里山は所有者しか入れませんが、体験では特別に許可をもらい入らせてもらいます。体験料の中にはこの里山の維持管理で使われる寄付金や謝礼が含まれています。

グルメ 伝統食 収穫

【体験】十日町のか~ちゃんしょと作る採れたてごっつぉ

5300円/1人(税込) 団体料金は別途お問い合わせください

十日町のごっつぉ(=ごちそう)

十日町のお母さん達と一緒に、地域で実際に食べられている家庭料理を作る体験です。

新潟県の中でも特に豪雪地と呼ばれる十日町や魚沼地域。現代のように街を網羅する除雪設備が整う前までは、1年のうち5ヶ月近くも雪に閉ざされていました。
長い冬を越すため、春から秋にかけて採取した山の恵みを塩漬けや乾燥品、発酵食として美味しく保存できるよう、様々な工夫を施してきたのが、この地域の食文化の特徴の一つです。

また、信濃川と山々に囲まれた水も自然も豊かな土地なので、人々は縄文の昔から、季節ごとに山菜や木の実、魚など様々な自然の恵みをいただきながら暮らしてきたようです。
豊富な水と寒暖差はお米の生産に適しており、古くから現在まで多くの土地で稲作が行われてきていますし、野菜の栽培も盛んです。
家の近くの土地を使って、家庭で食べるには十分すぎるほどの野菜を育てている家庭が現在も多いです。

今は日本のどこにいてもどんな時期でも大抵の食材が入手可能となりましたが、地の野菜や山菜などの旬の食材を用いて、その土地ならではの調味料や調理法で作られた料理は、その時期にその地域でしか味わえない特別なごちそうですね。

 

地域の人に教わりながら料理づくりを体験

本プログラムでは、地元のお母さんたちと一緒に、地元産の季節の食材を使った「ごっつぉ(ごちそう)」を作ります。
作るのは、この地域ならではの家庭料理や伝統的な郷土料理です。

きっと今まで食べたことのない料理や食材が出てくることもあるでしょう。
そんな時は遠慮なく講師のお母さんに質問してみてください。わいわいお話ししながら、楽しく料理を教わることができます。

地元産の食材は、同じものでもいつもとは一味も二味も違うかもしれません。

ぜひ、十日町ならではの「ごっつぉ(ごちそう)」をぜひ味わってみてください。

※時期や天候によっては、地元産の食材の調達が難しい場合があります。予めご了承ください。

伝統 クラフト 雪国文化

【体験】伝統わら細工 ぞうり/布ぞうり作り体験

わらぞうり 5200円/1人; 布ぞうり 5500円/1人(税込) 団体料金は別途お問い合わせください

雪国&米どころ・新潟県のわら細工

伝統的なはき物である“ぞうり”を作る体験です。

新潟県は昔から稲作が盛んであったこともあり、稲藁(いなわら)を使った様々なわら細工が盛んに行われてきました。今から70年〜80年前までは、雪に覆われる冬の期間に、各家庭で家族総出で稲藁使った草履(ぞうり)や日用品などを作り収入を得ていました。

今となっては作れる人は大変貴重になり、藁を使った工芸品を見ることは少なくなっています。
実際にぞうりを作るこのような体験も希少なものになってしまいましたが、手作業でみるみる履き物が出来上がっている様子は、生で見ると圧巻です。

 

地域のわら細工名人にぞうりづくりを教わる

本プログラムでは、そんなぞうりを地域のわら細工名人と一緒に作ります。

稲わらで作るぞうりと、カラフルな布で作る布ぞうり、どちらかお好きな方をお選びいただけますので、ご希望を備考欄にご記入ください。

鼻緒や布ぞうりの布は、ご用意する布の中からお好きなものをお選びいただけますので、組み合わせ次第でオリジナルのおしゃれなぞうりもできますよ。

作ったぞうりは、夏に川や海などでサンダルとして履くこともできますし、ご自宅でのスリッパやインテリアとしてもご活用頂けます。
旅の記念に、オリジナルの手作りわらじを作りませんか?

デイキャンプ 自然

2024年受付終了 |【体験】手軽に雪山を冒険! スノーシュートレッキング & デイキャンプ

スノーシュートレッキングのみ:5,500円/1人 デイキャンプ付き:6,200円/1人

2024年分のご予約受付は終了しました。来年の開催予定は確定次第お知らせいたします。
棚田かんじきウォーク&雪上ティータイム」は現在も開催しておりますので、こちらもご検討ください。

 

気軽に雪国の自然を感じる

スノーシュー(洋かんじき)をはいて雪山を歩いたり、雪上でデイキャンプをして、雪国の冬を体験してみませんか?

体力に自信がない、スポーツが苦手、何時間も雪上にいるのは不安…そんな方でも大丈夫!

どなたでも楽しめる手軽なショートツアーながら、晴れていれば最高の景色と越後の山々を見ることができる贅沢なコースを、専属ガイドと一緒に歩きます。

山でしか出会えないウサギやキツネやテンなどの足跡、カマキリの卵、天然の山繭などを観察しながら、日本でも有数の豪雪地をのんびり楽しみましょう。

吹雪のときも、自然の厳しさを体感しに参加してみてください。

ガイドがお客様の体力や天候に合わせてご案内しますので、安心して楽しい時間をお過ごしいただけます。

 

雪上デイキャンプで特別な一時を

ツアーの最後には、雪上で焚火をして、デイキャンプを楽しみましょう。
焚火を囲んで、カフェ「コーヒーとタープ」の温かくて美味しいコーヒーと美味しいお菓子を味わいます。

この冬の特別な思い出になるはずです。

デイキャンプ 自然

2024年受付終了 |【体験】メープルシロップ狩り & 雪上デイキャンプで米粉パンケーキ

12,100円/1人

2024年分のご予約受付は終了しました。来年の開催予定は確定次第お知らせいたします。
棚田かんじきウォーク&雪上ティータイム」は現在も開催しておりますので、こちらもご検討ください。

 

雪深い森の中をスノーシューで歩き、メープルシロップのもとになる樹液を採りに行きます。
雪が積もる日本の森の中でメープルシロップを採取し、味わってみましょう。

 

 

日本の雪国でメープル狩り

「イタヤカエデ」という木は、冬に気温が低いときに凍らないように樹液をたくさん出し、自分の身を守っています。その樹液を少し分けてもらい、メープルシロップを作ります。
どんな木からメープルシロップが採れるのか、そのままの樹液の味は甘いのかなど、実際に確かめてみてください。

森の中には雪と木しか無いように見えますが、注意深く観察すると、実は色々な生き物や植物の営みを感じることができますよ。専属のガイドがご案内するので、どなたでも安心して冬の雪山を楽しむことができます。


※スノーブーツをお持ちでない方は無料レンタル可能です。申し込みの備考欄に足のサイズをお知らせください。(大人サイズのみ)

 

雪の上でメープルシロップとパンケーキに舌鼓を

樹液が採れて戻ってきたら、今度は雪の上で焚火をしながらデイキャンプ。

自分たちで採取した樹液を煮詰めてオリジナルのメープルシロップを作り、無農薬の地元・魚沼産コシヒカリの米粉を使ったパンケーキを焼きます。
焼きたてパンケーキに自家製メープルシロップとバターをたっぷりつけて、贅沢に味わいましょう。

デイキャンプで焚き火に当たりながら、冬の森の新しい楽しみ方をぜひ体験してみてください。

歴史 自然 文化

【体験】十日町棚田トレッキング 絶景・星峠の棚田コース

8,250円/1人 団体料金は別途お問い合わせください

日本文化の象徴、棚田がある里山の景色

古くから耕作され脈々と受け継がれてきた美しい棚田。十日町には棚田を中心とした里山の暮らしが今も息づいています。

棚田はかつて世の中の価値の中心が「お米」であった時代からの遺産であり、日本文化の象徴の一つです。また、棚田は単にお米を育てる場所というだけでなく、ダムのような治水機能や水の浄化機能、多様な生き物が住みかとする生態環境など、地域にとって欠かせない様々な役割も果たします。

新潟県十日町市は全国でも有数の棚田のメッカと言われており、地域に点在する美しい棚田の数々は多くのを人々魅了しています。豪雪地域としても有名なこの地域の棚田は、先人が自然の猛威に対して強くしなやかに向き合い続けた営みの結晶とも言えるでしょう。

 

アウトドアガイドが里山や雪国の暮らしについてご案内

里山は人々の暮らしと動植物の暮らしとが交わる場所です。そんなグラデーション地域に住んでいるからこそわかる自然の繊細さを、地域在住のアウトドアガイドがお伝えします。

例えば、タヌキやアナグマ、カモシカなどの足跡や他の痕跡、雪の重みで曲がった杉や低山に自生するブナ、色々な植物に絡みあい生きている藤やあけびの蔓(つる)など、ツアー中にご覧になる機会があるかと思います。個性あふれる自然の営みとそれに関わる人々の営みを覗いてみてください。里山に住む雪国の人々の暮らしについて話を聞きながら山を巡っていると、時には道中に農作業などをしている集落の人々と会話をする場面もあるかもしれません。

 

棚田の美しさの裏に見える課題

多くの人の心をひきつける棚田や里山の景色は、常に人々の手が入ることで維持されてきました。実はそれは多くの人の継続的で膨大な作業を必要としますが、これまでその役割を担ってきた里山の集落では高齢化が進み、そのような多大なエネルギーを生み出すのが困難な状態に陥っています。

一方で、棚田に水が張られ「水鏡」が見えるようになる時期になると、棚田の周りはその景色を無償で楽しむ多くの来訪者で混雑します。正直なところ、集落や棚田の耕作者からすると複雑な心境です。

このように、棚田からは今の日本が抱える普遍的な課題を垣間見ることもできます。本ツアーを通してそれらの課題について少しだけ考える機会を持っていただけたら幸いです。

※本ツアー参加費には、コースで訪れる棚田を含む里山の景色を守っている集落への寄付金が含まれます。

 

楽しみ方が選べる3つのコース

十日町棚田トレッキングのルートは全長約20km近くあります。ルートの一部を3つのコースに分けて、ツアーをご提供しています。

※コースの中には一部急こう配が急な箇所や足元が不安定な箇所も含まれます。

 

1.絶景・星峠の棚田コース(★本ツアー)

全長約5km、高低差420m、ほぼ未舗装道、ベンチマークタイム3時間半

ほくほく大島駅を出発地として「星峠の棚田」を目指し、かつて集落の住民が日常的に行き来した旧道(未舗装の山道)を歩きます。集落が見渡せる小高い山に登ると、八海山や越後駒ヶ岳など越後三山を奥に棚田や里山の風景が臨めます。山の稜線を歩いていると、美しい棚田や季節ごとに表情を変える山々が見え、不意に小さな動物や昆虫が顔を出すこともあります。 また、通常観光客が入れないエリアから「星峠の棚田」の景色を楽しむことができます。

 

2.里山の営みを巡る集落コース

全長約9km、高低差190m、未舗装20%、ベンチマークタイム4時間半

「星峠の棚田」を出発地として、自然と共存する里山の生活に溶け込みながら歩きます。道中では集落の人々と交流の機会があるかもしれません。時には家に上がらせてもらい、村に伝わる昔話や歴史の話、雪国の暮らしについて、話を聞く機会もあるかもしれません。暮らしの営みの中から見える、特別な日常を感じてみてください。

※詳細・ご予約についてはお問い合わせください。

 

3.サムライの時代を感じる歴史コース

全長約4.5km、高低差150m、未舗装道50%、ベンチマークタイム3時間

長い歴史の中で多様な役割を果たしてきた、古道・松之山街道を中心に歩きます。松之山街道は越後の武将・上杉謙信が関東出陣で何度も歩いた、正真正銘の「サムライの古道」です。街道にはひっそりと石仏や神社が佇み、かつては要所でもあった山城の跡地が通りがかる人々の安全を願っているようにも感じられます。

※詳細・ご予約についてはお問い合わせください。

 

※本ツアーは日帰りツアーです。地域の暮らしが体験できる宿泊付きプランをご希望の方は以下をご覧ください。

▶【1泊2日】十日町棚田トレッキング

▶【2泊3日】十日町棚田トレッキング

歴史 文化 自然

十日町里山ウォーキング 儀明・蒲生の棚田コース

ウォーキングのみ:5,000円/1人(税込); お弁当付きプラン:7,000円/1人(税込) 団体料金は別途お問い合わせください

儀明の棚田から蒲生の棚田まで、里山の集落の中を行くウォーキングツアーです。

十日町市内に点在している棚田の中でも、特に人気の高い2つの棚田を巡ることができます。
ガイドと一緒に集落や里山の中を歩きながら、里山の暮らしをのぞいてみましょう。

約1時間半のコースは舗装された道がほとんどなので歩きやすく、年齢問わずどなたでもご参加いただけます。

 

日本文化の象徴、棚田がある里山の景色

古くから耕作され脈々と受け継がれてきた美しい棚田。十日町には棚田を中心とした里山の暮らしが今も息づいています。

新潟県十日町市には美しい棚田が点在していますが、その中でも松代エリアの「儀明の棚田」と「蒲生の棚田」は多くの観光客やカメラマンが訪れる人気スポットです。「儀明の棚田」は残雪の棚田と山桜が一度に見れる絶景で、「蒲生の棚田」は朝霧の幻想的な風景で知られています。

豪雪地域としても有名なこの地域の棚田は、先人が自然の猛威に対して強くしなやかに向き合い続けた営みの結晶とも言えるでしょう。

 

棚田の美しさの裏に見える課題

美しい棚田の景色を外部の人々が無料で消費する一方で、集落に住む人々は日々棚田を耕作し、草取りや時には来訪者が落としていくゴミの撤去などの環境整備をし、この景色を守るために地道な努力を続けてきました。

しかし、この地域も日本の他の農村と同様に高齢化が進み、棚田や里山を維持していくために発生する膨大な作業を賄うエネルギーを継続して産み出し続けていくことが課題となっています。

そんな棚田を守る集落の皆さんの想いや棚田を取り巻く環境について知っていただくことで、今の日本が抱える普遍的な課題について少しだけ考える機会を持っていただけたら幸いです。

※本ツアーの売上の一部は儀明・蒲生集落に寄付し、地域の環境整備等へ役立てていただきます。

自然

【体験】棚田かんじきウォーク&雪上ティータイム

5100円/1人(税込)

この体験では、雪が積もった棚田の景色の中をかんじき(伝統的なスノーシュー)で歩きます。

古くから耕作され脈々と受け継がれてきた美しい棚田。十日町には棚田を中心とした里山の暮らしが今も息づいています。かんじきをはいて、そんな昔ながらの地域の暮らしに想いを馳せてみましょう。

ガイドの案内の下、かんじきをはいて、そんな景色の中に溶け込みながら雪の上を歩きます。真っ白の雪が積もった冬の棚田の景色は、正に絶景そのものです。

しばらく歩いた後は、雪上で特別なティータイムを過ごします。地元で採れる天然のクロモジ茶とお菓子をいただきます。

雪国ならではの冬の体験をぜひ楽しんでみてください。

文化 クラフト

【体験】着物の街で機織体験 手織りでオリジナル小物づくり

1日コース:14,000円/1人; 半日コース:9,000円/1人 (税込)

「着物の街」十日町

織機を使い、オリジナルのマフラーまたはプレースマット(ランチョンマット)を作る体験です。

十日町は古くから織物が盛んに行われており、現在に至るまで高級織物の産地として有名です。
かつては特に雪に覆われた冬の時期に集落の女性が集まって糸紡ぎや機織をするなど、地域の人にとって織物は生活の一部でした。

撚糸工場に併設されたワークスペース

撚糸とは糸に撚(よ)りをかけることで丈夫な糸を作るために必要な行程です。

繭からほぐし出した糸はとても細く、そのままでは糸としては使えませんが、何本かを束にて撚りをかけることで使いやすい糸を作る必要があります。十日町は着物の街で古来から糸を多く扱う文化があり、体験で使うワークスペースも糸の撚糸工場に併設されたおしゃれな工房の一角です。体験を通じてあまり知られていない”糸の文化”に触れる機会にもなります。

織物職人から機織りを教わる

そんな十日町で、織物職人さん達から手ほどきを受けながら、機織を体験してみましょう。

この体験では手軽に扱える手織りの織機を使い、経糸は細い糸・横糸は少し太めの絹糸を使います。
用意している色とりどりの糸の中からお好きなものをお選びいただき、ご自身で配色をデザインしていただきます。

半日コースではプレースマット(ランチョンマット)2枚を、1日コースではマフラーを作っていただけます。

旅の思い出に、オリジナルの織物を作成してみませんか?

2泊3日 自然 歴史 文化 グルメ

【2泊3日】十日町棚田トレッキング

81,000円/1人~ ※料金はご希望の宿泊施設等で変更となる場合がございます。

日本文化の象徴、棚田がある里山の景色

古来から耕作され脈々と受け継がれてきた美しい棚田。十日町には棚田を中心とした里山の暮らしが今も息づいています。

棚田はかつて世の中の価値の中心が「お米」であった時代からの遺産であり、日本文化の象徴の一つです。また、棚田は単にお米を育てる場所というだけでなく、ダムのような治水機能や水の浄化機能、多様な生き物が住みかとする生態環境など、地域にとって欠かせない様々な役割も果たします。

新潟県十日町市は全国でも有数の棚田のメッカと言われており、地域に点在する美しい棚田の数々は多くのを人々魅了しています。豪雪地域としても有名なこの地域の棚田は、先人が自然の猛威に対して強くしなやかに向き合い暮らし続けた営みの結晶とも言えるでしょう。

 

アウトドアガイドが里山や雪国の暮らしについてご案内

里山は人々の暮らしと動植物の暮らしとが交わる場所です。そんなグラデーション地域に住んでいるからこそわかる自然の繊細さを、地域在住のアウトドアガイドがお伝えします。

例えば、タヌキやアナグマ、カモシカなどの足跡や他の痕跡、雪の重みで曲がった杉や低山に自生するブナ、色々な植物に絡みあい生きている藤やあけびの蔓(つる)など、ツアー中にご覧になる機会があるかと思います。個性あふれる自然の営みとそれに関わる人々の営みを覗いてみてください。里山に住む雪国の人々の暮らしについて話を聞きながら山を巡っていると、時には道中に農作業などをしている集落の人々と会話をする場面もあるかもしれません。

 

棚田の美しさの裏に見える課題

多くの人の心をひきつける棚田や里山の景色は、常に人々の手が入ることで維持されてきました。実はそれは多くの人の継続的で膨大な作業を必要としますが、これまでその役割を担ってきた里山の集落では高齢化が進み、そのような多大エネルギーを生み出すのが困難な状態に陥っています。

一方で、棚田に水が張られ「水鏡」が見えるようになる時期になると、棚田の周りはその景色を無償で楽しむ多くの来訪者で混雑します。正直なところ、集落や棚田の耕作者からすると複雑な心境です。

このように、棚田からは今の日本が抱える普遍的な課題を垣間見ることもできます。本ツアーを通してそれらの課題について少しだけ考える機会を持っていただけたら幸いです。

※本ツアー参加費には、コースで訪れる棚田を含む里山の景色を守っている集落への寄付金が含まれます。

 

楽しみ方が選べる3つのコース

十日町棚田トレッキングのルートは全長約20km近くあり、ルートの一部を3つのコースに分けてご提供しています。

2泊3日の本ツアーではお好みで2つのコースを歩きます。

※コースの中には一部急こう配が急な箇所や足元が不安定な箇所も含まれます。

 

1.絶景・星峠の棚田コース

全長約5km、高低差420m、ほぼ未舗装道、ベンチマークタイム3時間半

ほくほく大島駅を出発地として「星峠の棚田」を目指し、かつて集落の住民が日常的に行き来した旧道(未舗装の山道)を歩きます。集落が見渡せる小高い山に登ると、八海山や越後駒ヶ岳など越後三山を奥に棚田や里山の風景が臨めます。山の稜線を歩いていると、美しい棚田や季節ごとに表情を変える山々が見え、不意に小さな動物や昆虫が顔を出すこともあります。 また、通常観光客が入れないエリアから「星峠の棚田」の景色を楽しむことができます。

 

2.里山の営みを巡る集落コース

全長約9km、高低差190m、未舗装20%、ベンチマークタイム4時間半

「星峠の棚田」を出発地として、自然と共存する里山の生活に溶け込みながら歩きます。道中では集落の人々と交流の機会があるかもしれません。時には家に上がらせてもらい、村に伝わる昔話や歴史の話、雪国の暮らしについて、話を聞く機会もあるかもしれません。暮らしの営みの中から見える、特別な日常を感じてみてください。

 

3.サムライの時代を感じる歴史コース

全長約4.5km、高低差150m、未舗装道50%、ベンチマークタイム3時間

長い歴史の中で多様な役割を果たしてきた、古道・松之山街道を中心に歩きます。松之山街道は越後の武将・上杉謙信が関東出陣で何度も歩いた、正真正銘の「サムライの古道」です。街道にはひっそりと石仏や神社が佇み、かつては要所でもあった山城の跡地が通りがかる人々の安全を願っているようにも感じられます。

 

洗練された宿泊オプション

ご希望に併せて、1泊~数泊、現地で宿泊します。洗練された温泉宿や、地元住民との交流が楽しめるゲストハウス等がご利用可能です。

2泊以上したい場合など、日程はお気軽にご相談ください。

またお食事には、地元の旬の食材をふんだんに使ったグルメをご提供します。

 

多様な文化体験プログラム

地元住民の生活や文化が体験できる、様々なプログラムもご用意しています。

地域の方と作る笹団子作りや、集落の農家さんとの収穫体験など、ご希望の日程によりご提供可能なプログラムは異なります。詳細はお問い合わせください。

 

※本ツアーは2泊3日です。日帰り・1泊2日のツアーに関しては以下をご覧ください。

▶【体験】十日町棚田トレッキング 絶景・星峠の棚田コース

▶【2泊3日】十日町棚田トレッキング

グルメ 伝統食

【体験】新潟の伝統食 「笹団子」作り体験

4400円/1人(税込) 団体料金は別途お問い合わせください

新潟土産の定番・「笹団子」を作る体験プログラムです。

新潟土産の定番・「笹団子」

香り高い笹に包まれた、甘いあんこが入ったヨモギ団子の和菓子、笹団子。

笹団子は越後の武将・上杉謙信が活躍した戦国時代に開発されたと言われており、殺菌性に優れた笹にヨモギ団子を包んだ「携行保存食」が源流とされています。

当時は今のように甘い餡子ではなく日常的に食されていた煮物を餡として入れていたようです。

そんな古くから親しまれてきた笹団子ですが、今では作り手が少なくなってきており、特に蒸したてホヤホヤを食べることはとても貴著な体験です。

地域の名人から笹団子づくりを教わる

本プログラムでは、笹団子の作り方を地域の名人から教わります。

団子のこね方やあんこをキレイ包むコツ、そして笹と井草で団子を包むやり方等、地域の名人が丁寧に教えてくれるので、お子様から大人まで誰でも楽しみながら作ることができます。

使用する材料も、地元産を中心としたこだわりの食材を特別にご用意しています。
(笹団子を包む笹は、名人と弊社代表が山で収穫したものです!)

新潟名物・笹団子をできたてで味わう

手作りの蒸したて笹団子の味は、きっと格別です。お店で買った笹団子とは違った味わいを感じられることでしょう。

笹団子は笹の殺菌成分により短期間なら保存できるので、旅行のちょっとしたお土産にも最適。
旅のついでに、新潟の手作り笹団子を是非体験&ご賞味ください。

伝統 クラフト

【体験】十日町のフォーチュンドール " ちんころ" 作り体験

4400円/1人(税込) 団体料金は別途お問い合わせください

十日町に伝わる伝統工芸品“ちんころ”を作る体験です。

“ちんころ”とは?

十日町市民なら誰もが作ったことのある“ちんころ”は、米粉で作られたカラフルで小さなお人形です。ちんころという言葉は“子犬”という意味で、子犬やその年の干支を模した形で作ることが多いです。

毎年1月頃に作られ家に飾られるのですが、米粉のペーストでできているので数週間で割れて壊れてしまいます。この割れた破片が多ければ多いほど、縁起が良いと言われています。
ちんころ作りの文化は江戸時代から始まったと言われていますが、本来の由来はよくわかっていません。

 

この体験でできること

本プログラムでは、地域のちんころづくり名人に教わりながら、十日町の伝統工芸品ちんころを作ります。

伝統的な子犬や干支にこだわらず、お好みでアニメのキャラクターやマスコット、動物など、オリジナルのちんころを作っていただけます。
老若男女問わず、誰にでも楽しんでいただける体験です。

縁起物のちんころを、是非お土産に作ってみてください。

1泊2日 自然 歴史 文化 グルメ

【1泊2日】十日町棚田トレッキング

46,000円~/1人 ※料金はご希望の宿泊施設等で変更となる場合がございます。

日本文化の象徴、棚田がある里山の景色

古来から耕作され脈々と受け継がれてきた美しい棚田。十日町には棚田を中心とした里山の暮らしが今も息づいています。

棚田はかつて世の中の価値の中心が「お米」であった時代からの遺産であり、日本文化の象徴の一つです。また、棚田は単にお米を育てる場所というだけでなく、ダムのような治水機能や水の浄化機能、多様な生き物が住みかとする生態環境など、地域にとって欠かせない様々な役割も果たします。

新潟県十日町市は全国でも有数の棚田のメッカと言われており、地域に点在する美しい棚田の数々は多くのを人々魅了しています。豪雪地域としても有名なこの地域の棚田は、先人が自然の猛威に対して強くしなやかに向き合い暮らし続けた営みの結晶とも言えるでしょう。

 

アウトドアガイドが里山や雪国の暮らしについてご案内

里山は人々の暮らしと動植物の暮らしとが交わる場所です。そんなグラデーション地域に住んでいるからこそわかる自然の繊細さを、地域在住のアウトドアガイドがお伝えします。

例えば、タヌキやアナグマ、カモシカなどの足跡や他の痕跡、雪の重みで曲がった杉や低山に自生するブナ、色々な植物に絡みあい生きている藤やあけびの蔓(つる)など、ツアー中にご覧になる機会があるかと思います。個性あふれる自然の営みとそれに関わる人々の営みを覗いてみてください。里山に住む雪国の人々の暮らしについて話を聞きながら山を巡っていると、時には道中に農作業などをしている集落の人々と会話をする場面もあるかもしれません。

 

棚田の美しさの裏に見える課題

多くの人の心をひきつける棚田や里山の景色は、常に人々の手が入ることで維持されてきました。実はそれは多くの人の継続的で膨大な作業を必要としますが、これまでその役割を担ってきた里山の集落では高齢化が進み、そのような多大エネルギーを生み出すのが困難な状態に陥っています。

一方で、棚田に水が張られ「水鏡」が見えるようになる時期になると、棚田の周りはその景色を無償で楽しむ多くの来訪者で混雑します。正直なところ、集落や棚田の耕作者からすると複雑な心境です。

このように、棚田からは今の日本が抱える普遍的な課題を垣間見ることもできます。本ツアーを通してそれらの課題について少しだけ考える機会を持っていただけたら幸いです。

※本ツアー参加費には、コースで訪れる棚田を含む里山の景色を守っている集落への寄付金が含まれます。

 

楽しみ方が選べる3つのコース

十日町棚田トレッキングのルートは全長約20km近くあり、ルートの一部を3つのコースに分けてご提供しています。

1泊2日の本ツアーではお好みで2つのコースを歩きます。

※コースの中には一部急こう配が急な箇所や足元が不安定な箇所も含まれます。

 

1.絶景・星峠の棚田コース

全長約5km、高低差420m、ほぼ未舗装道、ベンチマークタイム3時間半

ほくほく大島駅を出発地として「星峠の棚田」を目指し、かつて集落の住民が日常的に行き来した旧道(未舗装の山道)を歩きます。集落が見渡せる小高い山に登ると、八海山や越後駒ヶ岳など越後三山を奥に棚田や里山の風景が臨めます。山の稜線を歩いていると、美しい棚田や季節ごとに表情を変える山々が見え、不意に小さな動物や昆虫が顔を出すこともあります。 また、通常観光客が入れないエリアから「星峠の棚田」の景色を楽しむことができます。

 

2.里山の営みを巡る集落コース

全長約9km、高低差190m、未舗装20%、ベンチマークタイム4時間半

「星峠の棚田」を出発地として、自然と共存する里山の生活に溶け込みながら歩きます。道中では集落の人々と交流の機会があるかもしれません。時には家に上がらせてもらい、村に伝わる昔話や歴史の話、雪国の暮らしについて、話を聞く機会もあるかもしれません。暮らしの営みの中から見える、特別な日常を感じてみてください。

 

3.サムライの時代を感じる歴史コース

全長約4.5km、高低差150m、未舗装道50%、ベンチマークタイム3時間

長い歴史の中で多様な役割を果たしてきた、古道・松之山街道を中心に歩きます。松之山街道は越後の武将・上杉謙信が関東出陣で何度も歩いた、正真正銘の「サムライの古道」です。街道にはひっそりと石仏や神社が佇み、かつては要所でもあった山城の跡地が通りがかる人々の安全を願っているようにも感じられます。

 

洗練された宿泊オプション

ご希望に併せて、1泊~数泊、現地で宿泊します。洗練された温泉宿や、地元住民との交流が楽しめるゲストハウス等がご利用可能です。

2泊以上したい場合など、日程はお気軽にご相談ください。

またお食事には、地元の旬の食材をふんだんに使ったグルメをご提供します。

 

多様な文化体験プログラム

地元住民の生活や文化が体験できる、様々なプログラムもご用意しています。

地域の方と作る笹団子作りや、集落の農家さんとの収穫体験など、ご希望の日程によりご提供可能なプログラムは異なります。詳細はお問い合わせください。

 

※本ツアーは1泊2日です。日帰り・2泊3日のツアーに関しては以下をご覧ください。

▶【体験】十日町棚田トレッキング 絶景・星峠の棚田コース

▶【2泊3日】十日町棚田トレッキング

【体験】雪と着物のまち、十日町の歴史と文化を感じる。まちあるき体験

4300円/1人(税込) 団体料金は別途お問い合わせください

日本を代表する着物の産地である十日町。そこから形成された町の歴史や、日本有数の豪雪地ならではの町のつくりを、建築物の今昔に着目しながらガイドとともに歩きます。

体験時間は十日町の市街地を中心にして2~3時間ほど。地元民しか知らないおすすめスポットを教えてもらったり、車では通らない路地裏のアートなど、ディープな街の魅力を発見してみましょう!

グルメ 農業 自然

【体験】土と植物に触れる半日農業体験

4,400円

土(自然)に直に触れることでストレス解消

無機質なアスファルトやコンクリートなど人工物に囲まれている昨今、土や植物など自然に触れることに癒しを求めている方も少なくないはずです。土に触れ、植物を育てることがストレス軽減に役立つという研究結果もあります。ゼロから農業をすることは、土づくりや育苗、水やり、収穫まで色々な作業が伴うのでとてもハードルの高いことです。農業のプロがメンテナンスをしている田畑での気軽な農業は、旅行中の思い出として田舎ならではの最適な体験です。旅行先での小さな農業を通じて、少しだけ土に触れてみましょう。

日頃に食べているものについて詳しく知る

技術や流通が発展し、手軽にそして安価に食料品が手に入る時代になりました。その反面、どのように育てられているのか分からない食べものも増えています。生産者と会うことで写真や動画だけでは伝わらない想いや楽しいこと、辛いことや課題などが見えてきます。

十日町は稲作を中心とした魚沼産コシヒカリの産地であり、山と川に囲まれた地域で広い農地はありませんが、同時に小規模ではありますが野菜を育てている農家さんが多くいます。農家さんから食べ物についてのお話を聞きながら日ごろ食べているものへの理解を深めてみましょう。

自分で作ったものや収穫したものは美味しい

多くの農作物は鮮度がとても大切で、採れたてのお野菜が美味しいことは誰しもが知っています。そこに合わせて美味しく食べることへの大切な要素は、ご自身が関わったかどうかです。育苗でも収穫でも関わることから生まれる愛着は何にも変えられない味に変わります。時期や体験内容によって異なりますが、収穫したお野菜はそのままお持ち帰りをしていただけます。お帰りになるのであればご自宅へのお土産や、当日にゲストハウスなどへご宿泊されるであれば自炊する材料にもなります。